雪国中越で「木と塗り壁の家」をつくる! NO2


木材についてお話させてください。

木材なんて、どれも同じじゃないの?

キッチンやデザインには興味あるけど、

木材はどんなものを使うの?なんて考える人は今では、ほとんどいません。

重要な部分ではあるが、よくわからないしい、価格も安くて、

あまり気にならない存在になったからだと思います。

30年ほど前までは、木材は住宅価格の30%以上を占めていました。

今は、10%をも満たない価格です。当時と単純に比較はできませんが、

2000万円の家で、昔は600万円、今は200万円もいきません。

当時は木材はとても高価だったので、どんな木材をどこに

使うのかは、皆さん関心がありました。

大工さんもここが一番の腕の見せ所でした。

 

元は構造材に、

節のない部分は造作材、端の部分は、屋根下地に使う野地板(のじいた)・・・等、

木材自体余すところなく使っていました。

 

現在全国の空家は820万戸も存在し,7戸に1戸は空き家という家あまりの中、

いまだに、新築90万戸を超えるという驚くべき数字で住宅が建築されてます。

その中で持ち家は30万戸以上あります。

その住宅に使用する木材のほとんどは、はるか7000km離れた所から

莫大なエネルギーを使い、輸入されています。

それなのに私達が暮らしているすぐそばの山の木は使われず、

荒れ放題です・・・・

 

木材は財産として宝物のように思われた時代がありました。

 

今から70年以上前、第二次世界大戦中、戦後復興の時、木材需要が有る一方、

海外からの輸入の道が閉ざされ、国内資源で木材を賄うしかなかった時代がありました。

全国の山は過剰に伐採され、木材が不足していました。

こうしたことから、今後の木材需要を見込んで、1000万ha近い

「戦後の拡大造林」が行われました。

ただ、その木が使えるまでには、40年以上掛かります。

そのため、昭和30年代からは海外から木材を輸入しはじました。

当時は誰もが、いつか財産になると夢見て、

必死で手入れをして、山を大切にしていました。

山がめぐみを与えてくれました。

ところが、その山は今どうなっているのでしょうか?

伐採時期をとうに過ぎた森林が誰も買い手もなく、

放置され、見るも無残な姿になりました。

花粉症などの原因や畑などをあらす動物などの住処となり、

今では地域のお荷物とまで思われています。

もう日本の山は、木材はだれも使う人がいないのでしょうか?

次回最終3回目は住宅会社についてです。