天然素材=安全では無い!


 

「この壁は100%天然素材なの?」

たまに聞かれます。

 

実際、100%天然の壁材はあるのでしょうか?

例えば、漆喰壁です。

安全と言われる漆喰の原料は、石灰、消石灰、水で

構成されています。

当然、それだけでは施工性も悪く、後で剥離します。

 

その為、つなぎ用の麻や接着効果を上げるために

海藻のりが入っています。

海藻は確かに天然ですが、腐らないように添加物が

使われている製品も多くあります。

 

ちなみに、本物の漆喰に調湿作用はほとんどありません。

また、漆喰の原料である石灰岩を焼いて作った消石灰は、

目に入ると失明する危険性があると言われています。

 

 

 

ヒノキの、ヒノキチオールのという成分は防虫、抗菌効果があります。

毒性が低いとはいえ、使いすぎれば、身体に影響する人もいます。

また、

自然界にもVOCは微量ですが発生しています。

杉やヒノキなどからも発生しています。

 

とはいえ、べつにヒノキや杉や漆喰が悪いわけではなく、

天然だから安全なわけではないということです。

 

現在10年以上の瑕疵保証が求められています。

そんな時代に、剥離やクラックなどのリスクの高い、

メンテナンスの難しい完全な天然素材を使う必要があるのでしょうか?

 

もし、完全な天然素材だけで家を作ったとしても

手間もかかり、とても高価なものになると思います。

一般のユーザーに、手の届かないものでは、

いったい何の意味があるのでしょうか?

 

天然ばかりにこだわる販売方法は少し無理が

あるように思えます。

天然と安全は違う!ということです。

 

次回、自然素材の家を作る為の

ベストな素材選びをお話いたします。